開業への経緯

大学の理系学部を卒業後、大手監査法人入所、主に監査業務に従事した9年の経験から、会計数値を通じて、企業経営に触れました。

当時より企業における情報システムの果たす役割は大きく、自身の義務教育の頃から、普及がはじまったパーソナル・コンピューターの 進化とともに、興味がつきなかったコンピューターへの関心・知識を企業のスケールで理解したいという思いから監査法人を退職。

情報システムを開発の現場で学びたいと思い、外資系ITベンダーの開発部門にてコンサルタント、移動体通信会社の情報システム本部にて社内SEとして、情報システムの開発・運用保守業務に従事しました。情報システムに関するバックグラウンドやシステム導入の成否を決定するプロジェクトマネジメントスキルをこのとき身につけました。

一方で、バックパッカーブームを背景に、海外へ一人旅していたことから、ある程度語学力も身につけており、海外で働くことの憧れから、発展途上国政府を対象とするコンサルティング業務に従事。

その後、企業経営に携わりたいと考えていたこともあり、外資系企業コントローラー、日系企業海外現地法人および国内IT系会社での管理本部長等、事業会社での管理部門責任者の職務に就きました。

これらの職務では、培ったスキル・経験を活かすことができ、また管理部門責任者の立場から見る企業経営の現場の臨場感は感じつつも、変化の早い今日において、特に、情報技術の想像を超える進化のスピード、社会への影響力を日々感じ、残された時間を自身の強み(”IT”、”事業会社での経営管理”、”海外経験”、”会計・税務の専門性”)に集中、それらを軸(Tetra axes)に据えて、 企業経営に貢献することを強く望むようになりました。

20年近くになるLinuxサーバーの運用、 オープンソース・アプリケーションの活用の蓄積もあり、情報技術の理解・応用は最大の強みと自負しています。

ITだけでなく、ビジネスモデル、法律・社会制度も変化していきます。専門家として企業の環境変化への適応を支援してまいります。

2019年7月